インプラント

歯周病やむし歯などで抜歯を余儀なくされた場合、歯の代わりとなるもので補います。なぜ補うかというと、抜けたままにしておくことは口腔内全体のバランスにとって不調が起こるおそれがあるためです。

歯は常に様々な方向から力を加えられ、力関係の釣り合いが取れた場所に位置しています。それが一つ欠けることによって、そのスペースに周囲の歯が倒れ込んだり、伸びたりしてきます。そうすると、今度は噛み合わせの治療も必要になってしまうため、抜けた歯は補う必要があるのです。インプラントはその治療法の1つです。

インプラント治療って何?

インプラント治療とは、チタン製の人工歯根を顎の骨に埋め込み、上部に義歯を装着する治療法です。1956年にスウェーデンにてチタンと骨の結合が臨床応用され、80年代に優れた臨床結果が認められ、治療法の普及が進みました。チタンは身体への害がほぼなく、金属イオンの溶出が極めて微量で、ネジ状の構造と顎の骨が癒着するため、安全に長期間使用することができます。

インプラントが顎の骨に固定されているので、永久歯のように食べ物をしっかり噛んで味わうことを可能とします。

インプラント治療の流れ

検査

インプラント治療に必要な検査を行い、お口の状態を確認します。適応が可能な骨の量があれば治療計画を立てます。

埋入手術

歯根に当たる部分の埋入を行います。局所麻酔を施し、顎骨にインプラントを植立します。

治癒期間

骨とインプラントがしっかり結合されるまで3~6ヶ月程度待ちます。この間、仮歯を入れることもあります。

アバットメントの装着

義歯の支台となるアバットメントをインプラントに付けます。簡単な手術を伴う場合もあります。

義歯装着

歯の型取りをし、義歯を作製します。完成したら、アバットメントの上に装着します。

メインテナンス

インプラントを長持ちさせる為には、適切なホームケアと定期的な検診が不可欠です。

リーディングカンパニーの治療システムを採用

当院ではノーベルバイオケアの治療システムを採用しております。

ノーベルバイオケアはブローネマルク博士が発見した骨と結合する近代歯科インプラントを世界で初めて製品展開しました。世界で最も長期の臨床実績を誇るブローネマルクシステムや、革新的なデザインを持つノーベルアクティブなど、様々なラインアップを提供しております。

メスを使わない最新インプラント術式、フラップレス

フラップレス術式は、精密検査とコンピュータシミュレーションによって可能になる新しいインプラント術式です。一般的なインプラント手術と比べ、手術時間が短く、出血や腫れ、痛みまで軽減でき、患者さんの負担が少ないのが特徴です。

通常の方法ではメスで歯茎を切開し、完全に骨を露出させ、直接確認しながら骨にドリルしていきますが、フラップレス術式は歯ぐきに小さな穴をパンチングで開けて、シミュレーションに沿って切開をせずインプラントを挿入します。そのためその日のうちに仮歯を入れ、咬める状態になります。

※事前の診断で可能と判断された場合のみ適応可能となります。

All-on-4で効率的な全顎的治療

All-on-4は総入れ歯治療の代わりとなり得る、最先端のインプラント治療法です。従来、すべての歯を失った方には8~14本のインプラントを埋め込むのが一般的でした。しかしそれには手術時間が長く、術後の腫れも大きく、費用がかさむという不安要素も伴いました。

All-on-4は、骨のある部分へ斜めに埋め込み、力を広く均等に配分することにより、最小4本のインプラントですべての歯を支える術式です。これまでの不安要素を解消することができます。

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ノーベルガイドで安全で負担の少ないオペを

NobelGuideはプロセラ・ソフトウェアを利用し、インプラントの治療計画から埋入までの一連の歯科インプラント治療を、より安全で正確に行うための臨床応用システムです。

患者のCTスキャンデータをもとに非常に精度の高いサージカルテンプレートが作製でき、それに則ってインプラントを埋入します。このサージカルテンプレートとNobelGuide専用外科キットを使用したガイディッド・サージェリーは低侵襲性のフラップレス術式を可能にし、患者様の負担を軽減します。